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2005年10月26日 (水)

もぐら

九月の末頃から、山小屋の庭でモグラがせっせと、土を耕している事はこのブログで報告した。
んで、「なんだって、今年はこんなにモグラが働いているんだぁ~!」について、考察してみたい。

山小屋の建築を開始してはや三年目。昨年・一昨年では、モグラの活動痕跡は殆ど見かけることは無かった。記憶の細い糸を辿ると、昨年の今ごろに一・二回見かけたかなぁという程度で、今年のようにあちこちを耕しているという記憶は無い。
モグラの生態については不明な部分が多いものの、それでもググってみたところ餌については想像していた通りに、ミミズや昆虫の幼虫が主食の様でまれにカエル等も捕食しているようだ。
ちう事は、わが山小屋の庭に餌が急に増えたのか?いや、それはちょっと考え難いなぁ。確かに妻が丹誠込めて整備している花壇はあるが、ここで使っているのは堆肥なぞではないから、ミミズや昆虫の餌になる有機物の量は、まわりの草むらと大差無いと言える。
それでは逆に「餌がないから、探し回っている」のか?実はこれも考え難い。というのもモグラの大きさからみて、エネルギーの貯蔵効率(早い話が”食い溜め”)はそれほど高くなく、概ねネズミ並と考えて良いようである。ちう事は、餌が無い場所でむやみやたらに餌を探し回ることは、モグラにとってエネルギーの無駄使い。

そこで、「秋になって活動が(目に見える形で)目立って来た」事に焦点を当ててみた。秋の次に来る季節は冬。つまり「冬篭りの準備」として、餌の確保に忙しいのではないかとの推理だ。
もっとも先に「食い溜め出来ない」と書いてはいるが、多少ではあるが餌を集めて貯蔵する習慣ももっているらしいから、冬がくる前に活動が活発になる事はおかしいとは言えないだろう。
そこでこの地の冬の気候である。最低気温が氷点下20度まで下がり、凍結震度は60cmに達するのがこの地の気候。一般にミミズや昆虫の幼虫は地表30cm~50cm程の腐植層に棲んでいるので、冬場は氷漬けになると考えられる。いくらモグラが穴掘り名人とはいえ、凍りついた大地を穿くり返すのは至難の作業となるのは想像に難くない。
そこで、地面が凍りつく前に越冬用のエネルギーを確保しようとしているのではないか?
昨年・一昨年の秋に目立った活動跡がなかったのは、わりと根雪になる降雪が早く、地面があまり凍らなかったからとすると、今年の冬は積雪は少なく冷え込みが厳しい冬になるのではないか?という推測が成り立つ。

奇しくも気象庁の長期予報では、今年の冬も暖冬との事であるが、山小屋が建つ標高1000mの内陸性気候地帯では、むしろ晴天による放射冷却を考慮する必要がある。
長期予報では「晴れ間が多い」となっているから、やっぱそれだけ冷え込む可能性が大きいかな。
さて、この予想が当るのか外れるのか。

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コメント

確かに今年はモグラ君の活動が活発だよねぇ。
とは言っても、やはり予想は外れてほしいぞ(^^;;

投稿: よしこ | 2005年10月27日 (木) 16時40分

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