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2006年7月30日 (日)

巣立ち

先週の記事でもお伝えしたシジュウカラだけど、遂に巣立ちました。まぁ、私のいたずらが原因ではあるものの、一日ずれていたら見られなかったので、シジュウカラには迷惑だったろうけどね。

先週に比べて、巣箱から聞こえてくる雛鳥の鳴き声もしっかりとしてきており、加えて親鳥が餌を運んで来た時だけでなく、むしろ留守の親鳥を呼ぶかの様に変わっている。
夕方になって、親鳥が餌を運んでくる間隔が随分と間延びしている(おおよそ30分間隔)に気付き、「どれどれ」と巣箱を覗いてみる事にした。

Cimg0952そしたら、なんと雛が巣穴から顔を出しているぅ~。
みそっかすの時は、この体勢を維持するのもやっとって感じだったが、こいつはしっかりと身体を保持できている様で、興味深げに外の世界を眺めている。
そこでハシゴをかけて登っていくと、あっちゃぁ~巣箱から飛び出しちまった!幸いというか、道路端に積み上げてある端材置き場に着地したので、即座に身柄を確保。

Cimg0956本命の巣箱の中を激写(死語だってばぁ)!
「みそっかす」に比べると、ちょっと小柄な気もするが、顔だちは随分と引き締まっているね。「みそっかす」が小学校低学年くらいとすると、こっちは中学生くらいか?顔には幼さを残しているけど、身体はスリムでいつでも飛び立てそうな感じだ。

写真を撮った後に、巣箱の蓋を戻して最初に飛び出した雛を、巣箱に戻す。暫くは恐い目に逢ったせいか、静かにしていたが、また巣穴から顔を出して「ちゅきちゅきちぃ」と鳴いている。
Cimg0958そして一時間程たった頃だろうか、遂に巣箱から近くの栗の樹に飛び立った!
暫くはこの枝に留まって「ちゅきちゅきちぃ」と鳴いているだけだったが、少しずつ高い場所へ移動していき、やがて姿は見えなくなり声だけが、「ちゅきちゅきちぃ」と聞こえてきる。
そしてその声に誘われるように、残りの二羽も巣箱から飛び立っていった。

そろそろ親鳥も換羽の時期だから、もう今年は巣箱で子育てする野鳥を見ることは無いだろう。確認した限りではヤマガラが五羽と今回のシジュウカラが三羽で、合計八羽。確認できなかった二番いが同じように子育てをしたと仮定すると、推計16羽が巣立った事になる。巣立った連中のうち、どれだけが繁殖のパートナーを得られるかは知らないが、この森の中に設置された巣箱が200%の稼働率であった事は、野鳥の繁殖環境について多くの課題に気付かされる事になった。この件については、いずれ改めて考察を書いてみたいと思うが、今は素直に「巣立った連中に幸多からん」事を願うことにしよう。

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コメント

いやあ~。今回は無事に巣立ってくれて嬉しかったぞい(^o^)
しかし巣箱の雛の写真、何度見ても可愛くってニコニコしちゃう(^^*)
こんなスクープ写真、滅多に撮れないですものね(笑)

でも、今年はこれで見納めだと思うと、寂しいなぁ。
来年もどうぞ営巣してくれますように!
これに便乗して(笑)、来年は是非ともふくろうorみみずくの営巣が見たいぞぉ~♪

投稿: よしこ | 2006年8月 4日 (金) 09時10分

いやいや、タイミングさえ合えば、誰にでも撮れるけどね。
例の端材で巣箱を作って、近所にばら撒きますか。(笑)

フクロウの巣箱ね、作るのは簡単なんだけど、密猟の標的にされるそうな。繁殖場所を設ける事で保護に貢献できても、それが密猟の標的にされるのは、本意じゃないし悩む所です。

投稿: 飛魔人 | 2006年8月10日 (木) 00時37分

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