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2006年9月 7日 (木)

駆除と保護

二週に渡ってお送りしたスズメバチ騒動、「トラトラトラ(我、奇襲ニ成功セリ)」。実は八月三十一日の記事で少し触れているが、スズメバチの生態についての情報収集の過程で、「本当に駆除が必要だろうか」の検討を重ねている。
記事中で紹介した「都市のスズメバチ」の記述を読むと、スズメバチの幼虫の食性は肉食であり、その餌の多くは作物の害虫とされる蛾や蝶の幼虫とある。
そして営巣する生物の習性として、「狩り場」が近辺に存在する事が条件にもなる。
これは野鳥においても同様で、その意味では野鳥(主にカラ類)が営巣する場所で有れば、スズメバチにとっても営巣に適した場所(エリア)と言えると思う。
今年限りの結果だけでは断言できないが、山小屋の庭で育てているイチゴやブルーベリーは、昨年に比べれば大幅な収量アップを記録しており、その原因は虫害が減った(特にブルーベリー)からだ。昨年は結実して実が膨らんできたところで、盗蜜されていたからね。つまり、野鳥(カラ類)とスズメバチの営巣が、庭の植物を守ってくれた可能性が高いという、仮説が成り立つ。もちろん、この仮説を証明するには、今後のフィールドワークが必須に成る事は間違いないけどね。

スズメバチやアシナガバチは、その刺傷事故の報道がヒステリックな物であるから、「ハチ=危険生物」って刷り込まれちゃっているけど、彼らだって(あ、蜂だから”彼女ら”だな)好んで攻撃してくる訳では無く、巣の防空識別件に不法侵入してきたから、攻撃して来る訳でその意味では人間側との縄張り争いみたいなもんかな。

今回のスズメバチ(キイロスズメバチ)の習性からみて、営巣した場所が軒天であった事から考えると、ある程度までコロニーが大きくなったところで、引っ越しする可能性も有った訳で、電力メーターさえ無ければ駆除の必要も無かったかなぁ。
もし「カメムシを主食とする」なんて、報告があったら駆除はしなかったもんね。

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