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2006年11月 9日 (木)

ペレットストーブ

一昨年の冬だったかなぁ、妻と「薪ストーブの暖かさをが、自宅にも欲しいね」と話していて、ペレットストーブはどうだろうと、情報を集めたことがある。んで、扱っている工務店まで出かけて現物を確認したりしたのだが、その時に出した結論は「導入には時期尚早」であった。
理由は色々あるが、そのうちの一つに「輻射暖房効果が無い」というものだった。「ペレットストーブ」というと何やら得体のしれないものの様に思われるかもしれないが、当時の製品は「燃料がペレットのファンヒーター」だったんだよね。だからストーブ本体は熱くならないし、せいぜいが小さな薬缶でお湯が沸く程度。煮物鍋としては18cm径程度がせいぜいだったのさ。
それともう一つ気に入らなかったのは、ファンヒーターという事は電源が必要という事で、これは災害時には暖房装置として役に立たないokとを示している。丁度、中越地震の後で「そういや阪神大震災も冬だったよな」と、改めて自宅の熱源を確認したら、わが家で災害時に役立ちそうな熱源は、カセットコンロのみ。まぁ、キャンプ用のガスバーナーやガソリンバーナーも有るには有るのだが、これらは暖房用に使うには燃費が悪すぎる。
とまぁ、「煮炊きが出来ない」「災害時に役に立たない」「暖房効果が期待はずれ」という事から時期尚早と判断を下した次第。

でまぁ、ちょっとした切っ掛けで「最近の動向はどうなっとるかいの?」と調べてみたら。面白い製品が出て来ている事が判明。例えば「もだんろ」という製品は、従来の温風に加え輻射熱も利用するスタイルになっており、広い天板では煮炊き可能だそうだ。
これなら導入を見送った理由のうち、二点をクリアしているし、デザインも悪く無いな。
他にも「クラフトマン」なんかは、全ての条件を満たしている上に、”でゅある・ふゅ~える(薪とペレット)”仕様と災害時には非情に頼りになるんでないかい?
もっとも「クラフトマン」ほどでは無くても、停電時に手動運転できるだけでも良いんだよなぁ。もっとも導入費用が軒並み30万を越えるのと、ペレットの入手経路を確保するという問題もある。更に言えばペレットと灯油の価格差も問題だね。最近は下がり始めたといえでも灯油価格が高騰したおかげで、運用コストの格差が縮まったとはいえ、まだペレットの方が灯油より四割程コスト高だそうだ。でも輻射暖房の暖かさを経験したら、これくらいのコストは負担しても良いレベルだ。
あと問題になるのは、同一熱量あたりの保管効率だね。もっともこの問題も、都市部では「高機密・高断熱住宅」が普及してきているので、暖房運転に対する意識改革(24時間暖房は贅沢ではない、といった)ができれば、石油ストーブより運用コストが下がる可能性もある。実際、うちの山小屋では気密性・断熱性が上がるとともに、薪の消費量が減ってきているという事実がある。
住宅性能と合わせてプレゼンすれば、灯油価格の高騰と合わせて、ブレイクする可能性ありだよな。

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コメント

 ペレットストーブって高いんですね。
混用もまだ高い感じ。
ペレットと言えばどちらかと言えば、間に合わせのイメージがあったけどこんなに高いならちゃんとした薪ストーブが買えるなと思った次第でした。

投稿: もと | 2006年11月 9日 (木) 22時44分

ペレットも薪ストーブも、石油ストーブとは根底から異なる暖房器具ですね。
値段の高さは、普及していない事に加え、蓄熱の為に使用される鉄材の量でしょう。日本の気候と資源量では”蓄熱する”という概念は育ち難いんだと思います。

ペレットストーブですが、「石油ファンヒーターの代わりに」って考えると、コストパフォーマンスは悪過ぎます。(苦笑)
薪ストーブやペレットストーブは、石油ストーブでは得られない価値を見いだせないと、導入コストは高いですね。

投稿: 飛魔人 | 2006年11月11日 (土) 03時46分

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