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2007年5月15日 (火)

偶には読書ネタ

自分で言うのも何ではあるが、割と読書量は多い方だと思う。最近はコミックスの割合が増えて来てはいるものの、比率から言えば2:1で活字の方が多い。
ジャンルとしては小説、それもシミュレーション物やSFが多いが、興味を持った分野の専門書も、ちょこちょこと読んでいたりする。その中で今日、読み終えた本を紹介したい。

田中 淳夫著「割り箸はもったいない?
環境保全や森林保全が叫ばれる度に浮上する、「割り箸悪玉論」。最近でも、昨年四月に中国政府が、割り箸の対日輸出を2008年に停止するとの報道で、マスコミ各社で姦しく取り上げられたから、覚えている方も多いと思う。
しかし、本当に割り箸が森林破壊の原因なのか?何故、「割り箸悪玉論」が繰り返されるのか?これらの謎に、自ら「日本で唯一の森林ジャーナリスト」を名乗る筆者が、割り箸産業の現状分析を手始めに、食卓でも馴染みの深い「割り箸」を通して、日本の林業や世界での森林破壊の実態を、読み解いてみせる。

筆者の著書で読んだのは、今回の著書を含めて三冊。前二冊は「”森を守れ”が森を殺す」「誰が日本の”森”を殺すのか」だが、タイトルからして挑戦的でなんだけど、読み進んでいくとタイトルは「日本の森林」に主軸がおかれており、その中でも太平洋戦争で荒廃した日本の森林を復興させようと、造林された森林を指している事が判る。
ただ、どちらの著書タイトルからも判るが、真っ向から国内林業の問題を取り上げているだけに、事実を報道しないマスコミに洗脳された、「環境教信者」には受け入れがたい部分が多いだろう。っていうか、タイトルだけでそういう手合いは読まないだろうね。本当は、そういう手合いにこそ読んで欲しい本なんだけど。
その点、「環境教信者」の関心が強い、食の現場から切り込んだ本書は、「環境教」の洗脳から開放されるきっかけになると思う。

本書の中で紹介されている、外食産業二社と流通業一社の対応。割り箸を全廃し、プラスティック箸に切り替えたマルシェ・グループと、国産杉を使ったオリジナル箸に切り替えたデニーズ。国産割り箸を有料で選択できる様にした、コンビニ・ミニストップ。
三者夫々の箸を使い比べながら、本書を読むのも一興だと思う。のんべぇの私としては、居酒屋チェーンである、マルシェに国産割り箸を採用して欲しかったなぁと、思うんだけどね。

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