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2007年6月17日 (日)

山小屋通信(6/16)

今日は二年に一度の、大鹿詣で(青ケシ詣で)の日。計画時の予報は、小雨覚悟だったが、雲一つ無い秋晴れのような好天に恵まれた。
しかし少々、寝坊してしまって出発は予定よりも、一時間半遅れ。この出遅れが、後の行動に響かなければ良いが。
時間を節約する為に、飯田から松川まで中央道を使い、県道59号から国道152号を経由して、大鹿村へ入る。中学校脇から中村農園に至る、曲がりくねった林道をエンジン全開ヾ(^^;)で駆け上がっていく。
実は週末に青ケシを見に行くのは今回が初めてであり、この林道での大渋滞を心配していたのだが、すれ違いの為の一時停止を除けば、ノンストップで上がって来る事ができた。どうやら前日までの予報(曇り時々雨)のおかげだろうか?それでも駐車場は一杯ではあったのだが、ここでも幸運な事にすぐに駐車出来た。

Cimg1366青ケシ畑では、大輪の花を咲かせた、メコノプシス・グランディスやホリデュラがお出迎え。
妻は完全に「猫にマタタビ」状態で、カメラ片手に青ケシの写真を、撮りまくっている。
私は一通り、畑を見て回ったところで、白樺の木陰でヒューマン・ウォッチング。(笑)
来客の八割程は、定年を迎えられた熟年夫婦といったところかな?男性だけでなく女性でも、一眼レフや三脚等を持った重装備な人もちらほらと。そこまでは整えていなくても、小型デジカメは殆どの人が持っていますなぁ。携帯電話のカメラ機能で撮影している人の方が、少ないのも面白いよね。
Cimg1370んで、私は畑の周囲に生えている、こんなものに気を取られてたりして。自生のヤマウドですな(笑)
その気になって探したら、どれくらい見つかるんだろうって位に、生えていました。「自家消費用に栽培してるのかな?」って思って、訊いてみたら自生だって。訊ねた駐車場の整理係のおっちゃんは、にやっって笑いながら答えてくれましたとさ。

Cimg1371残雪を残す、木曾駒ヶ岳。梅雨時にこんなにも鮮やかに見えるのも、珍しいと思う。
これは帰路に撮影したんだけど、往路で見たときはもっと、鮮やかでした。
撮影時間は13:18時なので、いかに水蒸気が少ないかが、判ると思います。

下山し「大鹿村中央構造線博物館」へ移動しようと思ったら、どこかで見た顔が・・・・。山小屋のシングルをくれた、板金屋の親父さんではないの。
「おまえら、何でこんなところにおるぢゃ!」って、それはこっちの台詞だぁ。(^^;;
なんでも、この親父さんも青ケシの栽培に挑戦しているらしいが、夏越しどころか花が咲く前に枯らしてしまっているらしい。うちの山小屋で夏越しにも成功していると言ったら、「嘘つけ!」ときたもんだ。わっはっはっは、何時でも「年の功」が物を言うものでは無いのだよ。時には若者の「科学の眼」の方が、真実を見通しているのぢゃ!(笑)
で、この後は親父さん推薦の「するぎ農園(親父は「するが農園」って言いおった)」で昼食にしたのだが、”手打ち蕎麦”が売りのお店は、σ(^^)にとっては地雷原に等しい。妻は手打ち蕎麦の味を楽しんだようだが、σ(^^)はコーヒーのみ。

Cimg1373σ(^^)にとってのメインイベントである、「大鹿村中央構造線博物館」。
「中央構造線」とは、日本列島を東西に走る古い大断層の事で、「大地溝帯(フォッサマグナ)」よりも更に大昔に起こった、一大地殻変動の痕跡の事。
写真中央の大きな岩の向こう側に、細い線が走っているのが見えますか?丁度、トラサクの上辺りなんdねすけど。その線が「中央構造線」を現しているそうなんだけど、詳細な調査の結果によれば、中央構造線は博物館の裏側に広がる畑の中なんだそうで、でもまぁ自然が織り成す事象は、図面に線を引く様には行かないものでもあります。
入館料を払って館内の展示を見学となる訳ですが、見学者の多寡にもよるけど学芸員さんが、展示物の説明をしてくれます。正直、希有壮大すぎて理解はできないつぅ~か、実感が沸かないっていうのが正直な感想なんだけど、応用力学の基礎を齧った見からすれば、なかなか面白い話が聴けたし、その辺りを正直に伝えたら説明にもリキが入り始めたぁ~~。(笑)
ただ不思議に感じたのは、この大鹿村というのは、中央構造線という大規模な断層による、破砕帯の崩落後を開発して発展して来たのだそうで、直近では昭和36年の豪雨災害で崩落した大西地区の崩落跡ですら、公園として整備しているんだよね。
急傾斜地が地崩れした崩落土砂上は、緩傾斜地になるから、確かに開発は楽になる事は理解できるけど、新たな崩落が起こったらどうすんねん、って思うよなぁ。
正直、「地質学:」ってのは、天文学よりも希有壮大な学問だと思うし、「なんでやねん」って事象も多い学問なんだそうだけど、”不動の大地”が実はダイナミックに変動している事を、目の当たりにしてくれる展示でした。

Cimg1375お勉強でオーバーヒートしたおつむをクールダウンすべく、温泉旅館「赤石荘」へ向かう。
小渋川にかかる橋から望む、赤石岳。
16:00時を過ぎても、こんな写真が撮れるのだから、本当に今日は気象コンディションが良いよね。
「赤石荘」の日帰り入浴は、露天風呂のみだけど、この景観も素晴らしい。燦々と陽光を浴びての入浴なんて、何時以来だろうか?
この至福の時だけでも、大鹿へ来た甲斐があったというものだ。

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