« 今年こそ、薫製を | トップページ | 明日も出勤 »

2007年6月28日 (木)

割り箸

以前のエントリーで紹介した本の影響という訳でもないが、ちょっと割り箸について最近はこだわっている。
山小屋での生活では、節水及び汚水処理の関係から、極力洗い物を出さない事を優先しているので、食器類はマグカップを除いて紙器だし、箸は割り箸である。
その割り箸も、軸の長さがバーベキューの時に具合が良いので、竹製の割り箸を用いている。

じつはこの竹製割り箸なんだけど、以前は稲武町で「間伐した竹で作られています」との説明書きをみて購入をしていたのだが、最近はホームセンターでも同様の品を売っているのをみて、ホームセンターで購入している。
んで、ホームセンターで売られているものは、中国製なんだな。でまぁ、一膳当りの値段も変らないので稲武町で売っているものも、中国産だろうと思い始めていたのだが、最近になって「もしかして、本当に稲武産の竹で作っているのかな」と思い始めた。
その理由は、「使用済みの箸が、カビない」からだ。稲武で購入していた箸は、今時分の季節になるとカビが発生して、焚付けに使用する間もなく焼却処分されていたのだが、ホームセンターの物ではカビが発生しない。
実は中国産竹割り箸では、防カビ材などが使用されている(あくまで、また聞き情報)らしいのだ。実は懇意にしている飲食店から、使用済み竹製割り箸を焚付け用としてもらっているんだけど、こちらもカビる気配は全く無いんだよね。
まぁ、手持ちの在庫が切れた段階で、稲武での暢達に切り替えれば、簡単に追試できる事でもあるし、購入時に製造元を訊ねれば良いだけの話だ。

で、ここからが本題になるんだけど、現在の日本で消費される割り箸の90%以上が中国産。その全てが防カビ材等を使用している訳ではないであろうが、中国産の製品には過去、この様な残留薬品の懸念はついてまわっており、現在も玩具の塗料や歯磨き粉の成分に、有害物質が含まれていたと回収騒ぎが起こっている。
また格安の塗り箸も、中国製が大量に出まわっている事を考えると、外食時に「My箸」を持ち歩けば良いという問題でもないよなぁ。

まぁ、丼物や定食はともかく、麺類を食べるには塗り箸よりも、割り箸の方が食べ易いのは確かだし、食べる前に「パシッ1」と割り箸を割る事が、「頂きます」の儀式みたいな物だから、やっぱり割り箸で頂きたいとも思う。
そう思って、国産の割り箸を探してみると、いやこれが見つからないと言うか、見つけにくいのよね。とりあえず、ホームセンターでみつけたものは、「奈良県吉野のスギを使った」と謡う”天削げ”でした。ただし、製造・販売元の明記は無し。ただし、スギは日本固有種なので、ど素人でもスギの木目が判断出来れば、加工地はともかくスギと判断できれば、国産材を使った箸と判断して良いでしょう。私が購入したものも、木目・香りともにスギでした。
使い心地はというと、なんと言っても「軽い」事が、挙げられます。次に「撓う」事かな。アスペン(中国ポプラ)なら折れてしまう様な負荷を掛けても、撓う事で折れない。日の丸弁当の様な冷や飯でも、撓いながら捌いてくれますが、この感触には慣れが必要。正直いうと「ちょっち、きもい」感触です。

次に手に入れたのは、ヒノキのバラ箸。スギ割り箸が\20/膳に対して、\35/膳と高いです。スギに比べて撓う感じは無く剛性感があって塗り箸に近いのですが、調子にのって使うと折れるでしょうね。お弁当のお供にはお薦めできません。でも熱々・ほくほくな料理ならば、ヒノキの香りがほのかに漂って、日本人なら至福を感じられるかな。
ちなみに割り箸の素材としての優劣は、ヒノキよりもスギの方が上だそうで、両者を使い比べてみた結果から言うと、箸としての機械特性は官能レベルですが、スギの方が上ですね。

たかが割り箸ですが、されど割り箸。庶民が立ち寄れるお店で採用されているのは、中国産のアスペンなんだけど、ちょっと特別な食事には国産材の割り箸を用いてみるのも面白いんじゃないかな。
バカの一つ覚えで、「割り箸は森林を破壊する」なぞとほざいて、毒性分満載の中国製塗り箸を使うより、「苦労して探し当てたんだよぉ」なスギやヒノキの箸って、お洒落ぢゃないかな。

人気blogランキングへ
とまぁ、ヒノキのバラ箸でカツオの刺し身を食べながらの、駄文なんだけどね。


|

« 今年こそ、薫製を | トップページ | 明日も出勤 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/110783/15590310

この記事へのトラックバック一覧です: 割り箸:

« 今年こそ、薫製を | トップページ | 明日も出勤 »