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2007年7月19日 (木)

トヨタ方式の脆弱さ

新潟中越沖地震の影響で、国内自動車メーカーの生産に、深刻な影響がでているという。
エンジンパーツメーカーの株式会社リケンの製造工場が被災し、全面操業停止状態のためエンジンパーツの供給が逼迫、在庫をギリギリまで減らす資産管理(カンバン方式)のせいで、生産がストップするのだと言う。特にリケンからの調達量の多いトヨタ自動車では影響が深刻で、来週以後の生産計画の目処が全く立たないと言う。

トヨタの在庫管理方法「カンバン方式」は、平成不況の中で一人勝ちを続けるトヨタの底力の象徴として礼賛されて来たが、有事の際にはとてつもなく脆弱な方式で、過去に何度もその実態を晒して来たのであるが、どういう訳か最大の弱点には誰も触れないんだよね。
その脆弱さが天下の元に晒されたのは、私の記憶では1979年の東名高速 日本坂トンネル火災の時だったと思う。日本の大動脈である東名高速が一部区間といえども全面通行止となり、物流に多大な影響を与えた人災だったのであるが、この煽りをもろに食らったのが新設間もない田原工場だったはずだ。記憶を元に書いているので正確さには難があるが、田原工場は現在のトヨタ式生産方法の基礎となった工場で、ぞれまでにトヨタで採用・開発されてきた様々な技術(ハードのみならず資産管理等のソフト面でも)の集大成ともいえる工場だったのだが、日本坂トンネル火災で、いきなりカンバン方式の脆弱さが露呈したのである。この時は稼働間もない事もあり、生産調整で操業停止は免れたのだが、カンバン方式という物流管理の弱点を露呈して、赤っ恥をかいたといっても良い事件だったはず。
ところが欲に目が眩んだトヨタは、ろくな「カイゼン」もせずにカンバン方式を展開し、天災・人災がある毎に操業停止に追い込まれているんだな。近年で見ても、1995年の阪神・淡路大震災や2000年の東海豪雨災害、年度は失念したけどアイシン精機(エイダブリュだったか?)の工場火災等、事有るがごとに需給逼迫で操業停止・生産調整を強いられているのである。
ところがこんな綱渡り経営を、べた賞めする御用ライターが近年は掃いて捨てるほど現れ、納こも杓子も「トヨタ方式」に右に倣え!バカじゃないかと思うね。カンバン方式の脆弱j性は既に28年前に証明され、トヨタ式カイゼンは根本からの問題解決にはなんの役にも立たない事が証明されているじゃないの。

確かに効率を追い求める事は、企業の経営にとっては大命題なんだけど、その結果として経営の堅牢さが失われては本末転倒でしょうが。弊社においても製造部門にトヨタ式を導入した途端に、製品・部品の需給逼迫が多発して仕事にならないんだよね。需給逼迫を起こすと言うことはトヨタ式なんてものは、クソの役にも立たないやり方であるって事。ところが弊社の経営陣はそれに気付いていないとういうオマヌケさ。
はぁ~、住宅ローンさえ無ければとっとと転職するんだけどなぁ・・・・・


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