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2007年11月14日 (水)

地球シミュレータ

昨日のNHK「news9」にて、日本が誇るスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の運用の終了が決定されたと報道された。
2002年三月の運用開始以来、五年に渡って世界一の座を守りとおしたものの、五年経った現在では世界ランキング20位まで後退したのだそうだ。もっとも運用終了は性能劣化では無くて、運用コストの問題。年間の電気代が六億五千万円に登る上に、現在のコンピュータテクノロジを投入すれば、導入費用も運用コストも遥かに少なくて、高性能のスーパーコンピュータが導入できるという。まぁ、この辺りの事情は、個人のパソコンでも似たりよったりで、私のメインマシンなんぞは今や中古パーツショップですら見かけなくなった、ロートルパーツばかりで組まれているけど、デュアルCPUだから、当時としては先端技術を投入されたマザーボードだったんで、高かったんだよな。だけど妻のAMD Athlon64 3000+単発に完全に負けてます。勝っているのは廃熱と騒音の少なさくらいか。(爆)
あかん、話がズレた。「現在のコンピュータテクノロジを云々」では、ちょっと単純比較は出来ないけど、GIGAZINの記事に「地球シミュレータv.s30000台のPS3」という記事がある。記事によれば「Windowsマシンが16万1507個のCPUによって154TFLOPS(テラフロップス)なのに対して、PS3が30272個のCPUで481TFLOPSとなっているとのこと。」で始まり、PS2での演算結果の比較対照として地球シミュレータと比較している。ただこれは数字のマジックが潜んでいることに注意が必要で、「1TFLOPSを処理するのに要した時間」は明記されていないのでね。
でも、このデータだけでも、コンピュータのハードウェアや、それを動かすファームウェアやOSの性能向上が、どれほど凄まじいのかは、読み取れると思う。

番組中では「600億円かけて、僅か五年で廃棄決定はもったいない」とか、「まだ使えるのに、新たに1200億の税金を使って新型スパコンの建造とは・・」と言った論調だったが、先端技術とはそういう物なんだし、地球シミュレータを建造した当時と、現在のハードウェア性能の向上に関してはさらりと流しただけだし、開発に携わった技術者は、その時に入手出来る最高の素材をもって、斬新なアイデアと既存の技術を織り交ぜながら最高性能をたたき出した訳で、そのノウハウの成果は直接は我々には見えないけれど、社会の中で生かされている事に関しては、触れずしまいなのは納得いかないよねぇ。

まぁ、ニュースという性格からあまり細々とした解説はできないのかも(時間の制約上)しれないけど、「無用の長物、税金の無駄づかい」みたいな印象を与える報道内容は、納得いかないぞ。

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