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2009年2月16日 (月)

ナカトミ 「手動薪割機 HLS2」インプレッション

薪割り道具」で紹介したナカトミの「手動薪割機 HLS2」。こいつで薪割りしてきたのでインプレションを。

Cimg1788薪割り楔とハンマーを合体させた様なもので、画像の状態で全長は1000mm、重量は7.5kgとコンパクトな外見の割には、凶悪な重量である。一緒に写っている手斧(ちょうな)と比べて頂ければ、凶悪さ加減が判るのではないでしょうか。

Cimg1794手始めに割ったのがこれ。2006年の暮れに入手したウダイカンバのΦ150クラス。素のままでは斧ではどうやっても割れなかったので、木口にチェンソーで切れ目を入れて、グレンスフォッシュのSpliting moul(薪割り鎚)で叩き割るにも、30分以上の格闘を要する代物。
こいつを薪として利用出来るまでに、割るのに要した時間は10分程度で済んだ。これは冗談では無くて、横で見ていた妻が、「もう割っちゃったの?」って言うほどに早かった。

Cimg1803
薪割り経験がある方ならお判りだろうけど、こんな枝分かれ部分は、薪割り斧では一筋縄ではいかない部分。大抵は割るの諦めてチェンソーで切り刻むか、薪割り楔でこつこつと割るしかない代物。

Cimg1806はい、ここまで割るの要した時間は15分程度かな。
楔だと30分以上は格闘しなきゃならないし、斧だったら割れたかどうかって難物。

Cimg1800
アカマツの大玉。Φ300くらいかな。このクラスになると、白太部分の繊維が捻じれていて、素直に割れてくれないんだよね。薪割り斧でも根気よくやっていれば割れるんだけど、30分以上は掛る。
これを10分強で割る事が出来た。

Cimg1797
ヘッド部分の比較。楔はHasqの薪割り楔。見ての通り、楔に比べて鈍角寄りになっている。写真がうまく撮れなかったんだけど、マジックアックス(ヘッド重量5kgの弩級薪割り斧)と比べると鋭角なので、最初の一撃で食い込んでくれるし、食い込んでからの押し開く力が強い。
これに「ハンマー」の役目をする、スライドシャフト(グリップが付いてる部分)の重量が、推定でも6kg近くあると思われ、それをシャフトに沿って打ち下ろす事により、常に同じ場所へ打撃を加える事が可能なので、効率良く割る事が出来るのだろうね。

実際に使ってみるまでは半信半疑だったんだけど、こいつが有れば薪割り楔は不要かなぁっと。んで、試しに薪割り斧なら一撃で割れるってクラスを割ってみたんだけど、この場合は数撃せにゃならないので、薪割り斧の方が効率良く割れる。だけど薪割りに慣れない人にとっては、斧をスピードに載せつつ正確に打ち下ろすのは難しい事を考えると、誰が使っても「安全、確実に割れる」薪割り道具です。ただ、斧での薪割りに比べると、爽快感は無いんだよなぁ。だから「薪割り斧では苦戦する」様な難物用に、使うのが良いかも。薪割り楔より値段も安いしね。


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