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2009年3月26日 (木)

北朝鮮ミサイルを迎撃「当たるわけない」と政府筋

政府筋は23日、北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルを発射した場合、政府がミサイル防衛(MD)システムを活用して迎撃しようとしていることについて、「あっちがピストルを撃って、こっちがピストルを撃って当たるわけがない」と述べ、迎撃は困難との認識を示した。

 そのうえで、「ミサイルが発射されてから、浜田防衛相が麻生首相に報告している時間はない。あらかじめ迎撃の準備をしているんだろう」などと語った。
(2009年3月23日23時20分 読売新聞)

「政府筋」って何処のどいつだよ、寝ぼけた事を吐かしているのは。確かに「一切の被害を出さない」保証は無いけれど、「被害を局限化」することは可能だって事を知らないのか、この「政府筋」って大馬鹿者は。
まぁ、大馬鹿者ぶりは「あっちがピストルを撃って、こっちがピストルを撃って当たるわけがない」って部分に集約されているな。ミサイルやロケットの根本的な原理を理解していないって事がバレバレじゃん。

簡単に言うと、ミサイルやロケット弾の迎撃は、「必中させる必要は無い」って事だ。
迎撃の必須項目は、攻撃目標に着弾させなければ良い、ってうのが第一段階。だからミサイルの飛翔能力や誘導能力を奪ってしまえば第一段階の目標は達成できる。だから迎撃ミサイルは目標の至近で爆発して、その破片でミサイルの機能を奪えれば良い訳だ。このレベルであれば、太平洋戦争において米軍はミサイルではないけれど、高角砲弾で実用化している。旧軍の特攻機が沖縄戦の頃にはバカスカと撃ち落とされているいるのだからね。この時の砲弾は特攻機に「命中」した訳では無く、「特攻機の至近で砲弾が破裂」する事で、特攻機の操縦機能を奪って無力化していた訳だ。つまり「発射された弾丸に、こちらの弾丸を当てる」必要は無い訳。ただ、「機能不全」に追い込んでも、”まぐれ当り”で被弾はしていたので、もう一歩踏み込んで「一切の被害が出ないようにバラバラにする」ってのは、これは難しくなる。
ただ、ミサイルの場合は軌道打ち上げロケットも同じなんだけど、「発射位置と着弾点(目標)」がはっきりと判っていれば、どのように飛翔するか予測できるから、その飛翔コースに迎撃ミサイルをばら撒けば良いだけの話し。むしろ問題になるのは、海空の自衛隊に「濃密な迎撃ミサイル網」を構築出来るだけの予算があるかって事だな。


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コメント

ミサイルをピストルの弾に例えての表現はドシロウト的ですね。
最近の迎撃ミサイル実験の成功率をご存知で発言しているとは考えにくいです。 もし年配者なら、第2次世界大戦中の高射砲のことを知っているはず。これは弾が上空に達して打ち上げ花火のように小玉をばら撒く迎撃方式。 友軍にもあぶないから地上戦ではめったに使わないものだ。(使った例はある。) 技術革新で、このテがあったか!!と思わせるような弾頭破壊方法が出てくるかも知れないです。どんなに困難でも完成すれば、攻撃ミサイルを保有しなくてもよく、経済的に極めて有利になる。弾頭を鏡面仕上げにするとレーザーを反射できるから、レーザーでは無理かもしれないです。

投稿: 山本 | 2009年4月 4日 (土) 03時25分

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