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2010年4月21日 (水)

国道153号線 治部坂峠旧道(番外 後編)

さて、心残りだった旧道跡を片付けたところで、もう一つの目的、「幕末の勝負師 長尾吉五郎之碑」を探しに、旧道峠区間平谷側入り口へと移動。
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前回では気付かなかった、旧い石垣を発見。現道からの高さは1m程か。これが谷側の石垣ならば、この上に旧道の路盤敷があるかもしれない。一面に繁茂した笹薮に少々の気後れを感じながらも、もふもふと潜り込み石垣の上へ。
結果から言えば道路の痕跡はなかった。しかし切り土した法面の上だという確証も得られなかった。一般論ではあるが、切り土で道を通した場合には山側の法面より上は、傾斜が急峻になる事が多い。もちろん尾根と尾根の間の谷部ではさほど急にはならない事もあるが、石垣の上での傾斜は不自然なくらいに緩かった。なんとなく降り積もった腐植と雨水が運んで来た土とが道路を覆い隠した様に、なだらかだったのだ。

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国道153号、治部坂峠旧道(後編)」に掲載した、平谷側旧道口の写真を確認してみると、石垣の一部が写っていた。「鳥獣保護区」を示す赤い標識の左側だ。赤い線は石垣の天端の延長線。
こうして見てみると、旧道と現道の分岐地点で大規模な土木工事が行われている事が判る。現在のコンクリート打ちされた法面の様子から、かなり尾根を削っている。やはり「街道由来の旧道」は、直角カーブに挟まれた谷筋をへつる区間だけなのかもしれない。


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はい、矢印が塗りつぶされた例の看板があるところまで来ました。ここから「治部坂橋」までの150m程を山側・谷側を丹念に探して行くが、痕跡すら見つけられない。路肩が崩落している場所もあったが、峠川に転落しているのは単なる岩ばかりで、碑らしきものは見当たらない。ここらで本日の帰還タイムが迫って来たのでこれ以上の捜索を諦めて帰路についた。


この後、「キッチンストーブ」さんで妻を回収し、山小屋への戻り道で「まつのや」さんへ煙草を買いに寄ったところ、女将のあっこさんからご主人に描いて貰ったもらったという、略地図をみせて頂いた。
それによると、「幕末の勝負師 長尾吉五郎之碑」は


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この薮道の奥!
なるほどね、看板の矢印が塗りつぶされていたのは、そういう訳(逆向き)だったのね。
と言う訳で、来週もこのネタで引っ張る事、決定!


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