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2010年4月 1日 (木)

「半世紀の願い夢の橋 丸山バイパス一部開通」

”半世紀の願いがかなった-。八百津町と恵那市を結ぶ国道418号「丸山バイパス」のうち同町八百津-潮見の9・03キロが28日、開通した。5つある橋のうち、100メートルの高さの橋脚を持つ新旅足橋で渡り初めがあり、住民らに笑顔があふれた。

 同橋北詰めで行われた開通式典には、古田肇知事ら来賓や地元住民らが出席。赤塚新吾町長が「八百津町の夜明けとなった。近隣からも客を招き、町の活性化につながるよう頑張っていきたい」と喜びのあいさつ。テープカットやくす玉割りで開通を祝った。

 開通により同町中心部から潮見方面まで、細い山道を車で約40分かかっていたのが15分に短縮される。

 ひ孫を含め4代の9人家族で橋を渡った同町久田見の池井戸一枝さん(77)は「過疎地の中の明るいニュース。こんな良い機会に居合わせてとてもうれしい」と笑顔。一輪車で走った潮見小5年の林亜美さん(11)は「ゆっくり走るのが難しかったけれど、初めて通って気持ちが良かった」と話していた。

 (安藤恭子)”
中日新聞」岐阜県版より引用


何気に地元新聞社の記事をチェックしていて見つけた記事。「日本三大酷道」の一つ、長野県天竜村と福井県大野市えお結ぶ国道418号線。その「酷道」足らしめている恵那市笠置町~八百津町丸山ダム間のバイパス道路の一部が共用開始されたとのニュース。
もっとも地図を見る限り、そしてWEB上で公開されている酷道418線の現状(こちら三唱参照)を見る限り、本来はこの記事で取り上げられた険道県道を整備する為に、水没補償道路を国道指定させたものと想像出来る。
実はこの国道418号線、長野・岐阜・福井の三県をまたぐ路線であるが、その八割以上が岐阜県内のもので、福井県内の路線は国道157号線と完全重複区間であり、単独区間は岐阜県と長野県にしか存在しない。その長野県側は国土交通省の直轄指定区間となっており、国道153号線平谷交差点~国道151号線阿南町新野交差点間は、売木村内n一部を除いて二車線道路として整備されている。直轄指定区間外も山岳区間としては県道といて普通に整備されてもいる。「まつのやのつま」さんからお借りしている「下伊那土木振興会50年のあゆみ」誌によれば、国道指定の話は岐阜県側から持ち掛けられたとあり、岐阜県が中濃山間部の道路整備の為に、国道指定を受けたかったと言うのが真相のようである。

日本各地での道路の整備が進み始めた(主に土木工事技術の進歩が大きな理由)頃から、クルマを乗り回すようになった世代としては、不便な未整備道路でありながらも、歴史を刻んだ道が廃れて行くのは残念な思いもあるが、不便に堪え忍んで来た人々の生活が犠牲になる事はあってはならない事だと思う。少なくとも、こちらのレポートの様な、現地での生活を無視したレポートはどうかと首を傾げざるを得ない。ホンの30年前までは気象条件次第で100番台の国道でも、遭難の可能性が有る道路が存在した事を忘れてはならない。


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