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2010年4月12日 (月)

橋の屍

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国道418号線から見える、落橋した橋の残骸。先週だったか、岐阜県境にある「福寿の清水」へ水を汲み行った帰りに見つけた。欄干が残っているから「橋」だと判ったが、そうでなきゃ今でも気付かなかったかもしれない。
しかしこの橋、いったい何処に掛っていた橋なのだろう。
この残骸と川を挟んだ此岸に橋が掛っており、常識的にはそこに掛っていたと考えるのが自然だが、となると両者の位置関係に疑問が残る。


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上流側から撮ったのがこれ。二枚の写真をパノラマに張り合わせているのだが、画面中央の右寄りに現道の橋が掛っているのが判るだろうか。落橋している方は現道の橋よりもやや、上流側に鎮座しているのだ。
それと現道との距離が推定で下をみても20mはある事や、欄干が片側だけと言えども破壊を免れている事も不自然。
もし現道の橋の前身だったとするなら、引っ繰り返る事なくこの位置までほぼ水平に飛ばされた事になるが、この橋が掛っていたと仮定した沢は、橋の部分が滑滝になっており大雨での出水でも、水平力よりも垂直力の方が大きくなる。本流に掛っていたのであれば、大きな水平力も受けようが滝状の沢ではちょっと考え難い。
もし仮に、ここまで橋を吹き飛ばすような大きな水平力が掛ったのであれば、橋を支える橋台にも大きな被害が出た筈だが、そのような形跡は見当たらない。
物言わぬ残骸は、今日も対岸から行き交うクルマを、見つめ続けるだけだ。


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