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2010年12月19日 (日)

テレビ東京「とことんはてな?」

テレビ東京放映「とことんはてな?」 12月19日放映分 「クマ どうしてあんなに出て来たの?」


普段、民放の番組などは鼻にもかけないが、ちょっと興味を惹かれたので視聴してみた。
この手の番組は、大概が際物扱いでおちょくってお笑い芸人が大騒ぎしてって内容ばかりなのだが、ゲストが写真家の宮崎学氏とあったからだ。
以前に、宮崎氏のブログ「ツキノワグマ事件簿」を読んでいた際に、在京テレビ局からの取材依頼入った際に、即座に断ったところ「当初の企画は”野生の熊、絶滅”で組んだのだが、取材をしてみると逆に個体数が増えているという証言の方が多い。むしろ増え過ぎた事による害の方が多いのでは無いか」ということで、取材に協力したというエントリがあったからだ。

私も週末山暮らしを始める前までは、ツキノワグマの個体数は相当に減っていると思い込んでいたのだが、山小屋周辺における獣害状況を(断片的ではあるが)見るにつけ、相当に大型獣(クマ、イノシシ、シカ)は個体数が増えていると感じていたし、「ドングリの実なりが不作だから、クマが人里に下りて来る」についても、疑問に思う事も見ている。

結論から言えば、番組の構成は宮崎氏の監修の元に制作された感が強いが、森林の変遷に関しても証拠となる写真を基に解説が入り、納得できる構成となっていた。
特に「山村部の過疎化の進行により、耕作放棄地が森に帰りつつあり、そこがクマ等野生獣の餌場となっている」という部分は、私の実感とも重なる部分である。
狂信的クマ保護団体や、熱狂的動物愛護家すれば真っ向から対立する番組内容であるだけに、テレビ東京には今頃、メールボムやら抗議電話が殺到しているやもしれんけどな。(笑)
今回ばかりは、腐った民放にしてはまともな内容の番組であり、観る価値はあったと思う。

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