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2011年1月 6日 (木)

事故、目撃

それは出勤途中の高速道路上での事だった。手前のJCで合流して来た二台のクルマ(”悪の帝国製” CALDINAとProBOX?Fielderかも)が、本線へ合流すると同時に強引な車線変更で、私の後ろに割り込んで来た。特に煽って来る素振りもなかったが、その二台は車間をびっちりと詰めて追走している。

ルームミラーで後方に注意しながら、次のICを越えた辺りで前方数百mで、前走車が次々と左車線側へと寄るのが見えたので、後方はひとまず置いといて前方に注意を戻すと、中央分離帯から2m程のところに落下物が見えた。
「ちょっと微妙な場所だけど、車線変更する程でもないな」と判断し、ちょっとだけ車線内で左に進路を寄せて、無事通過。
ふと、ルームミラーを見ると後ろに付いていたCALDINAが大きく姿勢を崩しながら、落下物を避ける姿が見えた。と、次の瞬間にはその後方でProBOXが左車線に飛び出したかと思うと、左の横腹がこちらに見えたと思う間もなく、こんどは右横腹を見せて、側壁に頭から突っ込んで行った。
私が目撃できたのは、側壁にぶつかった後に路側帯に沿うように停止するところまでだ。

この事故、おそらく警察の現場検証では、「運転者の前方不注意と操作ミス」で片付けられるだろう。警察官なんぞには論理的思考なんて出来る奴はいないからな。
私から言わせれば、「車間を摘めたが故の、視野狭窄」が一番の原因だ。私のクルマと事故を起したクルマは、大まかな目測で20mのなかに3台が連なる、かなり過密した状態で走っていた。(車両全長を4.5mとして13.5mが車両長、3台だから車間は二ヶ所で夫々が3m前後)
車間3mだと後ろについている車両は、その前方視界を前走車に埋め尽くされる訳で、前走車の動きに集中しないと追突してしまう。よしんば軸線を右側にずらしていても、左側2/3はやはり塞がれてしまう事になる。
よって落下物等を避ける為の、前走車の動きに気付くのが遅れる訳だ。この事は、私の直後を走っていたCALDINAは辛くも落下物を避けたが、大きく姿勢を乱した事から判る。それでもこいつは前を走っていた私が、衝突回避コースを早めにとっていたので、事故らない程度の余裕はあった訳だが、事故った奴はその暇もなかったって事だ。

最近、夜道を走っている時に、やたらと車間を詰めて来る奴がいて、「この野郎!」と思ってみると若い女性だったりする事が多いのだが、どうやら視野狭窄状態である事に気付かず運転するのが流行っているのだろうか。
第二次大戦や太平洋戦争で、「撃墜王」と称される戦果をあげて且つ、生き残った戦闘機パイロットは異口同音に、「相手を撃墜しようとする時、自分もカモになる」と言っている。目の前の出来事に執着するあまり、近づく危険に気付けなる、視野狭窄を戒めている言葉だ。その意味で言えば、目撃した事故例は「前方を注視したあまり」に起きた事故であり、ケーサツの好きな「前方不注意」が原因では無いと言える好例であろう。

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コメント

おはようございます~
今年は服喪中なので年頭の挨拶失礼します。

今年は年明けから色々と事故がありますね。
事故にまで行かぬが正月早々3件危ない目に
①横断歩道で歩行者を通そうとしていたら、後ろから車が追い抜き、、、ぶつかりそうに
その車、何食わぬかおで私の前を悠々と、、女。

次に、②2車線道路、、を私の前を横断し無理やり右折
した車。クラックションを鳴らしたがそのまま突っ込んできた。
私は、一応、突っ込んできても良い様にアクセル放し
ブレーキを踏んでいた。それが幸いして間一髪。
そいつも、、女、、、

③後ろからかなりのスピードで迫る車があり見たら女。見ると子供を前に乗せている。チャイルドシート無し。。。
しかも黄色から赤に変わる時に猛スピードで交差点を突き抜けました。

こんな奴等に遭遇して事故にあい怪我でもさせてみろ
何を言われるか判らぬ、、、、

老人の車の事故が多いと損保では保険料を上げるという。貰い事故もあるのだ、、ちゃんと調査してもらいたいな、、と、、
飛魔人さんの話を聞いて思い出しました。。

投稿: GYO | 2011年1月 7日 (金) 10時06分

GYOさん、こんばんは
今年もよろしくお願いします。

ケーサツの仕事は、「罪人をでっち上げる」事が主眼なので、交通事故も主原因まで遡ったり、ドライバーの心理分析まで踏み込む事は金輪際、ありませんね。
事故原因はドライバーの「前方不注意」「ハンドル操作の誤り」で、希に「整備不良」と単なる”精神主義”で済ましてしまいます。
損保屋の査定は、科学的根拠の無いケーサツの現場検証を基に弾いているだけで、独自の解析なんてケーサツ以上にあり得ません。

本来、クルマの運転には物理学の基礎である、「エネルギー保存則」くらいは理解していないとあかんし、戦闘機パイロットの生き残り術も必須だと思うんですけどねぇ。
私の運転は周りからは「荒っぽい」と良く言われますが、「雑な運転はしてねぇよ」と反論しちょります。(笑)

投稿: 飛魔人 | 2011年1月 8日 (土) 02時02分

 今年も宜しくお願いします。
そうそう、荒い運転と雑な運転は違いますが、その違いが分からない奴が多いから情けないです。
 私も荒いけど見る物は見ている。通勤で私を3回抜かす奴に言われたくないです。

 前方不注意、役人に言わせると見ていても見えていなければ同じになるかと。
前車のケツしか見ていないのは、その周辺やその前方が見えていない訳で前方不注意。やはり視野を広くとって見えた物は分析しないとね。 

投稿: もと | 2011年1月10日 (月) 07時26分

もとさん、こんばんは

>見ていても見えていなければ同じになるかと。
はい、「雑な運転」は正にここから始まります。
でも事故原因をヒューマンエラー(人為的過失)にのみ、押しつけた解析結果で、事故が防げるのか?と考えるのです。
「車間距離をとって居れば」と言うのは簡単ですが、「車間を詰めた要因」にまで踏み込まなければ、同様の事故は繰り返されます。
そこまで踏み込んだ解析結果を出さなければ、損保の査定資料となる以上、納税者としては納得できないんですよ。

投稿: 飛魔人 | 2011年1月12日 (水) 02時24分

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