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2011年2月15日 (火)

兆し

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屋根に積もった雪。あちこちに亀裂が入っているのが、見て取れる。
こうなると、いつ崩れ落ちてもおかしくない状態で、特に棟(屋根の上部)が滑り出すと、全体が一気に崩れ落ち、その衝撃は100m程離れていても気付く程。
この建物は特に危険で、屋根からの落雪が敷地を飛び出して林道にまで、文字どおりに”雪崩落ちて来る”のだ。

まぁ、冬の間はあまり人が入って来る事も少ないのだが、それでも連休や天気の良い時には、子連れで別荘に遊びに来て、子供を林道で遊ばせている。
遊ばせるのは良いのだが、落雪の恐さを全く判っていないので、落雪で出来た雪山で子供を遊ばせている大田分が、ご~ろご~ろ。
まぁ注意されても実感が無ぇんだろうけどねぇ。

ちなみに、春先に起き易い「全層雪崩れ」でも、その前兆としてこのような亀裂を見る事が多い。降雪で一時的に亀裂が隠れてしまうことはあるが、気温が上がれば亀裂部分が浮かび上がってくるので、このような場所には近寄る事は避けるべき。

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コメント

つい最近、雪庇と言う言葉を覚えた。屋根の軒に降り積もった雪が降雪によってへりだす。山などでは風向きの反対側に積もった雪がせり出すという現象と知ったわけで。
これが雪崩となったり、、屋根から滑り落ちた雪が下にいた方を巻き込む事故の原因とわかったのがつい最近。
以前はなんで屋根と思いましたよ。。
雪の降る地域に住まないとこんな現象は見られませんが、飛魔人さんの記事を読んで思い出しました。

投稿: GYO | 2011年2月16日 (水) 08時15分

 大湊にいた頃、毎冬のニュースで屋根からの落雪で毎年何人か死者が出て居ることを知りました。
今の山でもベランダから落ちた雪は人が上がっても足が入らないくらい堅く締まっていますからね。
落雪は怖いですね。

投稿: もと | 2011年2月16日 (水) 22時06分

GYOさん、こんばんは

>降り積もった雪が降雪によってへりだす。
んっと、屋根に積もった雪の場合は、「降雪によって」ではなく、気温の上昇(もしくは日射)によって解けた雪水が、屋根材との境界で滑面を形成するからですよ。
また、屋根断熱が施されていない場合には、室内の暖房熱によって、屋根材との接面が解けてというケースもあります。
記事中では触れていませんが、氷柱(つらら)が良く成長している時も要注意。ってか、こっちの方が恐くて、前兆無しにいきなり滑り出します。

「雪庇(屁)」は意外に多くの方がご存知無いようですね。
私はスキーの基礎知識として教えられた世代でして、当時に於てはスキーはレジャーではなく、冬山登山のジャンルでした。

投稿: 飛魔人 | 2011年2月17日 (木) 00時04分

もとさん、こんばんは

落雪事故は基本的にローカルニュースですものね、降雪・積雪が滅多に無い地域には、この冬の様な全国的な大雪特集の時くらいにしか、お目にかかれないですね。

実は正月に、危うく隣家からの落雪に巻き込まれかけました。
雪が滑り出す音が聞こえたので、ダッシュで逃げて難を逃れましたけど。(笑)

投稿: 飛魔人 | 2011年2月17日 (木) 00時12分

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