« 山小屋通信(10/02) | トップページ | 山小屋通信(10/09) »

2011年10月 4日 (火)

JR高蔵寺駅の連絡通路冠水:転

Cimg3258_2

北口バスターミナルから西へ150m程。やっと探していたものが見つかった。赤い矢印で示した「冠水痕」である。
ようは、「この高さ(深さ)まで水に浸かった」ということなのだが、何故か発見できずにいたのだ。
ただこれもちょっと首を捻る痕跡だな。というのも撮影は東を向いて行っており、水が浸入した連絡通路出入り口は写真奥にあたる。
そして冠水痕と路面が黄線の位置で高さが一致すると言うことは、東に向かって上り勾配となり、普通ならここから西側の方に被害が集中するはずだからだ。

ここでちょっと目線を変えて、9月20日の昼頃(12:00~15:00)にここで何が起きていたのかを調べてみた。
まずはYouTube動画 から二本
JR高蔵寺北口14:00時頃の様子 地域動画配信局16(いちろく)ライブ春日井配信
JR高蔵寺北口14:30時頃の様子 地域動画配信局16(いちろく)ライブ春日井配信

上記動画は北口バスターミナル北西角付近で撮影されているので、私が撮影した写真との直接比較はできないのだが、道路冠水は概ね14:00時をピークとし、14:20頃より水が引き始める。その後14:40時頃より雨脚が強くなるものの、冠水した水位にさほどの影響を与えていない事が判る。
それでは連絡通路への浸水は何時頃から始まったのか。新聞社は記事をサーバーから削除してしまったので、ツイッターで検索をかけてみたところ、「JR高蔵寺駅で浸水」との書込みが始まったのが大体13:00時頃だった。
以上から道路冠水から通路浸水に至ったのは、概ね12:00~13;00あたりと推定してみた。
そこで高蔵寺一帯の当該時間雨量はなんぼやろ?と国土交通省 水文水質データベースにアクセスしたところ、なんとそのものズバリの「高蔵寺」に観測所がある。
所在地を調べると、高座山を挟んだ北側の高森台というところだが、直線で3.8kmなら「高蔵寺の降水量」としても良いだろうと仮定して9月20日の降水量は以下の通りであった

2011/09/20 10:00 16mm
2011/09/20 11:00 22
2011/09/20 12:00 23
2011/09/20 13:00 20
2011/09/20 14:00 71
2011/09/20 15:00 16
2011/09/20 16:00 66

11:00~13:00が20m/h台で14:00が71mm/hと非常に激しい降雨を観測しているが、実際に連絡通路に浸水したのが13:00ちょい前と考えると20mm/h台の降雨で冠水・浸水被害が起った事になる。
台風による降雨だから瞬間的に強く降る事は考え得るが、いくらなんでも20mm/h台が三時間続いてでの冠水被害はおかしいのではなかろうか。


Cimg3259
北口バスターミナルから西へ200m程で、用水路を見付けた。
この用水路から溢水すれば、駅連絡通路の浸水の謎は解けた!と思うのは早計。
これは駅前通りから北へ20mほど入り、南を向いて撮影している。
このボックス構造の橋では、道路の勾配は西へ下り。写真では右へ向かって下っているので水は勾配を登っていかなくてはならない。

では9月20日にここで何が起きていたのか?
こちらの記事をご覧戴きたい。写真だけパクっても良かったのだが、そこは資料を公開しておいて頂いた事に敬意を表してリンクアンカーとした。
ずずい~っとスクロールして「高蔵寺駅付近」と題された、三枚の写真である。一枚目はこの用水路か西側を撮影しており、中と下は東を撮影している。
これを見ると用水路が氾濫したと考える方が、腑に落ちないだろうか。ただ、「何故に用水路が氾濫したのか」という疑問は残る。

実は上に掲載した用水路の写真を撮った時に、直感で「いやぁ~な」感じがしていたので、次回はその点について考察して〆る予定。

|

« 山小屋通信(10/02) | トップページ | 山小屋通信(10/09) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/110783/52910876

この記事へのトラックバック一覧です: JR高蔵寺駅の連絡通路冠水:転:

« 山小屋通信(10/02) | トップページ | 山小屋通信(10/09) »