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2011年10月 1日 (土)

JR高蔵寺駅の連絡通路冠水:承

Cimg3245
連絡通路から地上へ。写真奥に通路への入り口(階段)。

これは別に”撮り鉄”した訳ではない。注目して戴きたいのは、線路の路盤と歩道(北側駅前通)の比高。
駅南口では6m程の違いがあったが、70m程の距離でその違いは1m程まで小さくなっている。
そしえ写真奥。駅の東側にも注目。特に視界を遮る尾根の様な地形は見られない。つまり大元の地形は写真右側への片傾斜斜面だったと思われる。
もっとも、この北側駅前通りそのものが、不自然な位に平坦な道路なので、大規模な地形改変が行われた事は想像に難く無い。

Cimg3247
北側バスターミナルの南西角から、東を望む。
正面の峰は、庄内川対岸(左岸)の山。このアングルから見ても、東側に顕著な尾根は見当たらない。
駅前通りは奥に見える、黄色い道路管理車両が停車している辺りをボトムとして、緩やかに登っていく。

Cimg3249
上の写真で黄色い道路管理車両が停まっていた辺りから、北側を撮影。
道路の傾斜がきつのは確かだが、大量の雨水を集めて来るには、この地形では無理なんじゃね?

Cimg3251
道路の反対側では、道路に堆積した泥の掃除中。ご苦労様です。
路肩及び歩道に相席した泥は、この辺りがもっとも多い(タの場所は既に清掃済みの可能性も有る)が、東西と比べて、この辺りが最も低いからであり、水が引くまで時間が掛かった事や「低い」が故に、泥が集中し易かった事を考えれば、さして不思議でもない。

Cimg3255
北口バスターミナルの様子。
既に清掃が行われた後かもしれないが、路面にうっすらと泥が堆積した後が残る。
9月20日当日に、ここが冠水したことを示す証拠とも言えるが、泥が堆積するにはそれなりの時間、冠水した水がそこそこ安静な状態に無ければならない筈。

ここでおさらいをしておこう。
現場(JR中央線高蔵寺駅)周辺は、基本的に「南に向かって片斜面の地形」であるということ。
そして浸水口になった北口バスターミナル付近は、「西に向かって下り斜面」を形成している点だ。
北側から流れ下って来た水が、JR中央線で堰きとめられたとしても、その水の逃げ場は西側(国道155線)にある訳だ。
排水溝の設計から水勾配レベルでの冠水があったとしても、半地下の連絡道を水没させるほどの溢水が発生するには、西側へ水が流れなかったと考えなければ、説明がつかない。
全体の地形から、西側の方が低い場所で水が西側に流れなかった理由はなに?

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コメント

 冠水の件、興味深く読んでいます。私の町内にも地下道系の道路がありますので、。上は鉄道線路でして車は下を通らせる。傾斜度はかなりありまして、、深部は8mあります。いちど冠水経験があってそのときは満潮、大水、逆流でマンホールが浮き出しました。あれ?ここは水の溜まり場?まぁたしかに傾斜のあるところへ流れるのはわかりますが、、そんなところに経っているマンションが避難指定てものなぁ。。横それたました。
 昔、ある人が水は低いところに流れるばかりではないと言っていたが、水はやっぱり低いところに流れたがる。しかし、水平分岐点というものがあって低い部分が手前にあっても僅かにそこが水平または僅かに高い部分があれば水は勢いで次の低地に流れると言われた。単なる高低さで水の流れは決まらないとその人は答えてくれました。水の噴出方向とか水の張力が関係しているのかなと思いましたが深くは聞いていないので、、それ以上はわかりません。

投稿: GYO | 2011年10月 4日 (火) 08時07分

GYOさん、こんばんは

近年、都市部郊外のベッドタウン化に伴って、渋滞対策でアンダーパスを採用される事が増えて来ていますね。
アンダーパスは確実に周囲の土地よりも低くなるので、大雨の際に通過する際には緊張させられます。

>水は低いところに流れるばかりではないと言っていたが、
そうなんですよね、私も経験的には知っているのですが、その理屈を上手く説明出来ないのです。
3月の東北太平洋沖地震による津波の遡上も、正に「低きに流れるばかりでは無い」の典型な訳で。

投稿: 飛魔人 | 2011年10月 6日 (木) 01時18分

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